ヤマト運輸がメール便を廃止することについては、このブログでも記事にしました。
2015.1.24 http://o-tsu.seesaa.net/article/412858008.html
朝日新聞の記事でも取り上げられていましたが、
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11614890.html
「信書」とは何か、悩ましい問題があるようです。
朝日新聞の記事では、国際メール便の場合も問題があるということでした。確かにそうです。もっとも、オーツは国際メール便を使ったことがないので、この問題はよくわかりません。
記事の最後には、「ヤマトは法人向けに新サービスを始めるが、今回のメール便の廃止で競争環境は変わる。結果的にサービスが劣化するようなら、だれのための規制だったのかが問われる。」とありました。
この指摘はもっともだと思いました。
オーツは、メール便を使わなくなる代わりに、郵便でものを送らざるを得ないと考えていました。その結果、送料が高くなるということになります。
しかし、郵便料金がこんなに高いと、みんなが使わなくなるような気もします。今や大多数の人には電子メールで連絡がつくようになりました。たいていのものは電子メールで送れます。「信書」は「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、または事実を通知する文書」ですから、まさに電子メールの定義にぴったりです。
メール便が廃止になることで、ハガキや封書に客足が戻るとは考えにくいと思います。
今後は、現在以上に電子メールに軸足が移っていくのでしょう。
この件に関して、ヤマト運輸はウェブ上で会社としての考えを示しています。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail-haishi/
オーツは、前記ブログで、勝手な推測を述べましたが、どうもそれは間違いだったようです。