2015年01月02日

箱根でサービスの悪い飲食店

 オーツは年末に箱根に小旅行に行きました。
 有名な観光地ですから、どこに行っても人がたくさんいました。
 で、お昼過ぎの 13:30 ころに、箱根湯本の駅前でお昼ご飯を食べようということになりました。オーツたち一行は、大人4人と小さな子供2人でした。
 実は、事前にあるお店を考えていたのですが、(そしてそこに 11:30 に行こうと思っていたのですが、大幅に遅れてしまい)その店は大変な混雑ぶりで、1時間半ほど待つという話でした。小さい子がいるのに、これではダメだということで、駅前のラーメン屋に入ることにしました。そんなに混んでいる感じでもなかったので、入ってみました。
 この店が無愛想でしたね。注文を取るときも、「ありがとうございます」の一言もなく、メモを取っていました。客からの問い合わせにはなるべく答えないようにするのがこの店の方針のようでした。
 オーツたちは、ラーメン、五目そば×2、親子丼を頼みました。子供用には大人の分を分けてあげれば十分と考えました。
 で、順次注文品が出てきましたが、そのとき、お店の人がお椀とスプーンを1組持ってきました。息子が「お椀とスプーンを3つくらいください」というと、お店の人は黙って厨房のほうに行き、1組だけ追加して持ってきました。小さい子供が2人だから、子供用食器は2組あればいいということでしょう。しかし、こちらとしては、ラーメン用と親子丼用を分けて、それぞれ(冷ましながら)子供に食べさせたいという思惑で食器を少し多めにほしいと伝えたのでした。
 嫁が立ち上がって、自分でお椀とスプーンを取りに行きましたから、結果的には間に合ったのですが、いかにもサービスが悪いと思いました。
 オーツの注文した五目そばにはレンゲが付いていましたから、それも子供用に使ってもらいました。
 オーツが食べ終わった後、ちょっと子供が暇をもてあましていたので、オーツは、子供と先に店を出ることになりました。
 レジで 4,000 円を払いました。ここでも「ありがとう」のことばはなく、レシートもくれませんでした。そのときはお店の名前を覚えていたのですが、その後忘れてしまいました。記録がないと何も残りません。
 あとで、息子から聞いた話です。1歳の子供が、注文品が出てくるまでに、箸で隣の席との境界のところをたたいたりしていましたので、息子がお店を出るときに「うるさくしてすみませんでした」とお店の人に言ったところ、お店の人は無返答だったとのことです。
 どうしてこんな店があるのか、営業していけるのか、考えてみると、実はこの店の営業方針は実に理屈にあったものであることに気が付きました。
 この店があるのは、有名観光地の駅前の一等地です。何もしなくても、大量の観光客が歩いているのですから、お昼時になれば自然と客が入ってきます。こういう店では、客が再来することなど気にとめないのです。だって、一見客がたくさんいるわけですから。一番効率のいい経営は、客に短時間で食べて出ていってもらうことです。多少客の側の居心地を悪くしても、客の回転をあげることが重要です。客の要望を受け入れても、かえって手間がかかり、効率が落ちるだけです。客と言葉を交わすことも効率を下げるだけです。客がいやな思いをして出て行って、もう二度と来るものかと思っても、それでいいのです。だって、次々と一見客が来るのですから。むしろ、愛想を良くして、店の人気が出たりすると、かえって大変です。今でも客が次々来店する状況なのに、それ以上来店してもらっても対応できません。
 レシートを出さないのも当然です。その店のことを覚えてもらう必要はないし、記録が残るのは、店としてもかえって迷惑なだけです。
 こういう店が増えてきて、困るのは、客と、近隣の商店でしょう。箱根は観光地ですから、食べるものも観光地価格で、あまりおいしくないのに値段だけは立派です。こうして、客が行かなくなる可能性があります。観光地では、それぞれのお店がお互いに持ちつ持たれつなのですね。
 競争があるわけですから、こういう店が営業していけるような場所であれば、ちょっと気が利いたチェーン店とかが進出してきたら、ひとたまりもないでしょう。まあ、それまでは安穏として稼いでいればいいのでしょうが。
 その後、考えました。ちょっと離れたところ(橋を渡ったところ)に湯本富士屋ホテルがあり、ランチバイキングなどをやっていました。こんなところで食べるほうが、ずっと落ち着いて食べられるでしょう。値段はラーメン屋よりも高いですが、特に気になるレベルではありません。次回、機会があれば、こういう食事を試みたいものです。
posted by オーツ at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 飲食店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする