2014年08月20日

小林照幸(2004)『熟年恋愛講座』(文春新書)文藝春秋

 オーツが読んだ本です。「高齢社会の性を考える」という副題が付いています。
 文字通り、高齢者の性を正面から取り上げた本です。
 とはいえ、著者はノンフィクション作家ですから、自分で何かを調べて書いたというよりは、いろいろな人にインタビューをしてまとめ上げたという記述になっています。
 一読して、高齢になっても性に関してがんばっている人もいるのだなあと感心しました。特に、老人ホームをめぐる恋愛事情は新鮮な論点でした。何歳になっても枯れないものだと痛感します。
 オーツは、第4章「アンチエイジングへの模索」が一番おもしろかったと思います。この著者の仕事ではなく、1999-2000 年に配偶者のいる男女を対象にした「夫婦の性」の実態学術調査が行われ、その結果が引用されていたからです。40代から70代の男女 1020 人から有効回答を集めたアンケート調査ということですから、これは興味深いものです。
 ぜひ、元の報告書を読んでみたいものです。


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posted by オーツ at 02:32| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする