先日、オーツが住んでいる地域で、町内会を通じて、日本赤十字社への寄付の依頼がありました。
日本赤十字社東京都支部の寄付の依頼状の裏には支出の概要が載っています。
平成24年度の活動資金ですが、総額 1,410,009,282 円ということで、使い道は以下のようでした。
救護・救援活動 33.5%
奉仕団・青少年赤十字の支援 11.9%
救急法等の講習 4.1%
献血推進 1.6%
看護師養成 0.8%
赤十字社員(会員)の加入促進 10.5%
広報活動 3.9%
福祉施設の運営 3.4%
社屋修繕 1.7%
災害等資金・施設整備準備資金積立金 9.1%
活動の運営管理 19.5%
諸活動の人件費などをどの費目で出しているのか、これだけではわかりません。それぞれの費目の中に計上されていると考えられます。したがって、いわゆる管理経費の割合は算出できません。
大まかには、活動の運営管理 19.5%+広報活動 3.9%+赤十字社員の加入促進 10.5% はすべて管理経費でしょう。これだけで 34% です。それぞれの細目のところに含まれている経費がありますから、(当てずっぽうの推定ですが)ざっと半分くらいは管理経費ではないかと思います。
ネット内を見てみると、東京都支部の平成24年度決算報告があります。
http://www.tokyo.jrc.or.jp/katsudo/shibu/kessan.html
しかし、この説明は、上記の紙の裏の金額と一致しません。
寄付をするのはいいですが、一体、そのうちのどれくらいが社会の役に立っているものやら(日本赤十字社の中で消えてしまっているのやら)、何とも不透明ではあります。
まあ、そんな心配をして寄付をしないよりは、寄付するほうがマシなのだろうと思いますが。