2014年04月15日

高齢者に部屋を貸したがらない大家さん

 アパートでもマンションでも、大家さんは高齢者に貸したがらないという話をよく聞きます。だから、自宅を持たない高齢者の住むところ(賃貸住宅)が見つけにくいということです。
 オーツは、なぜ高齢者に貸したがらないのか、よくわかりませんでした。誰だって、家賃を払ってくれればいいのではないでしょうか。
 その回答が日経新聞の記事にありました。「無縁社会で増える「誰も住みたがらない」マンション」という記事で、2014/4/14 7:00 配信です。4ページあります。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1003S_Q4A410C1000000/
 自殺者が出たりすると、その次に入る人がいやがるので、家賃を下げなければならないという話です。病死などの自然死も同様だという話です。家賃を2〜3割も下げるとか、公団住宅のように家賃半額とかいうこともあるそうです。
 高齢者は、どうしても死ぬ確率が高くなります。ということは、大家さんにしてみれば、次の次の家賃が下がる可能性があるなら、(死ぬ確率が高い)高齢者に入ってもらうよりも、健康な若者に入ってもらうほうがいいということになります。
 「死んだ人がいる部屋は入りたくない」という迷信のような気持ちが「大家さんが高齢者に部屋を貸さない」ということにつながっていくわけです。
 この問題の解決はむずかしいですが、オーツの感覚では、人が死ぬのは当たり前のことなのだから、そんなことで入りたくなくなるというほうがおかしいし、人が死んだ部屋を心理的瑕疵があるなどとすることが変だと思います。
posted by オーツ at 04:59| Comment(2) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする