新橋演舞場で、1月2日から26日まで上演されています。
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2014/01/post_55.html
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2014/01/post_55-Highlight.html
新年早々の歌舞伎鑑賞になりました。
今回は、最後の幕 大詰「解脱」一幕のみを見るための「三升席」2,000円というのもありました。舞台の上の左右に仕切りがあって、その中に12人分ずつの座布団が置かれていて、そこで見るという趣向でした。
http://www.kabuki-bito.jp/news/2013/12/21_1.html
なんだか、客席からもじろじろ見られているような気がして、三升席に座った人たちは落ち着かなかったかもしれません。
今回の演目は、いくつかのストーリーをつなぎ合わせて続けて演じるといったものなので、どんな内容か、事前にはよくわかりませんでした。初めのほうに「心」の幕が出てくるので、それから後の場面はすべて「夢の中の話」となるようです。景清がそういう夢を見たということです。
市川海老蔵が主役の景清をつとめましたが、声の通りがよくなくて、脇役の声の方がはっきり聞こえるものですから、ちょっとかすんでいるような印象を受けました。
大きなエビの置物が登場したり、人間が乗れるくらい大きな鏡餅が出てきたりで、正月らしい華やかな舞台となりました。
11:00 開演で、14:30 ころまでかかりました。
お昼ごはんは、外で買って持参した弁当を幕間に食べました。文字通りの「幕の内弁当」ですが、30分で食べるのは忙しかったです。(トイレにも行きたいし。)いつも思うのですが、これは何とかならないものでしょうかね。
オーツが座った席は、1階のやや右寄り(15列28番)でした。こんな席でも 11,000 円するのですから、歌舞伎というのはちょっと高めの娯楽かもしれません。花道のそばだと 16,000 円です。いやはや、いやはや。
ラベル:歌舞伎