http://www.seoulnavi.com/miru/318/
http://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=950
に乗ってみようと思いました。
まず、朝一番にホテルからのシャトルバスで金浦空港に行って、国際線出発ロビーの近くのバッゲージデポジットにカバン一つを預けました。9:00-14:30 で 5,000 ウォンでした。
それからヨイナル(汝矣ナル)駅まで地下鉄で移動しました。今回はもう緊張することもありませんでした。駅の出口から公園の中を歩きながら、遊覧船のチケット売り場に行き、12,000 ウォンで1時間のハンガン(漢江)のクルーズに申し込みました。
出発までだいぶ時間があったので、漢江市民公園の中をぶらぶら散歩しました。ふと気がつくと、大きなゴミ箱があちこちに置いてありました。
日本では、お花見の時期に、桜の名所で臨時のゴミ置き場が作られますが、そんな感じです。ただし、この大きなゴミ箱は常駐のようでした。
やがて、公園の駐車場に大きな観光バスが4台ほど入ってきました。そこから男子中学生らしき集団が降りてきて、集合写真などを撮っていました。この集団と一緒の遊覧船だと、ちょっとイヤだなあと思っていたら、事実、そうなってしまいました。
11時少し前から改札が始まりました。男子中学生が200人くらい(正確な人数はわかりませんが)ぞろぞろと船内に入りました。あちこちが中学生で埋め尽くされてしまいます。そして、お互いがふざけ合ったり、数人でゲームをしたり、おしゃべりをしたりです。そのうるさいこと、うるさいこと。
遊覧船が移動していくと、涼しい風が吹いて、ゆっくり景色が流れ、巨大な橋の下を通過するときなど、珍しい風物が見えるのですが、変な歓声で全部ぶちこわしです。
カップルも何組か乗っていましたが、みんなあきれ顔でした。
結果的に遊覧船はあまりおもしろくありませんでした。中学生のことはさておいても、そんな感想です。船から見る景色はいいのですが、それぞれのビルや自動車道路や橋などが何なのか、わかっている人には興味深いでしょうが、オーツのようにソウルに関する知識がないと、さほどおもしろく思えないのです。そういえば、ずっと前にソウルタワーに昇ったときも同じ感想でした。東京タワーは、知っている景色が違って見えるので、おもしろいのですが、ソウルタワーは知らない景色が見えるだけなのです。
どうせなら、ナイトクルーズがいいかもしれません。橋などがライトアップされるという話です。それに、大人の時間ですから、子供が乗ってくることはなさそうです。
こうして、1時間ほどのにぎやかな(?)クルーズが終わりました。
下船するころにはちょうどお昼になり、ランチの時間となりました。
下船したところの近くに PARADISE という洋食のレストランがありました。店頭の看板でちょっと価格などを見てみると、スペシャルコースA 120,000 ウォン、スペシャルコースB 92,000 ウォン、スペシャルコースC 72,000 ウォンなどと書いてあります。これはディナーの料金なのでしょうが、公園の一角にある、スワンボートの乗り場に併設されているレストランでこんなにもするのですね。ちょっと手が出せませんね。
ランチメニューでも、カルボナーラやチキンカツ、タコライスが 11,000 ウォンで、サラダだけで 8,000 ウォンです。サーロインステーキ 32,000 ウォン、タッカルビステーキ 20,000 ウォンなどというのを見ると、ずいぶん高いなあと感じました。
そこで、別の店で食べることにしました。
ホントはオーツの行きたい店があったのですが、そのあたり一帯が工事中で閉店だったので、近くにある普通の庶民的な食堂に入りました。テーブルがいくつかありました。その一つでは、店のおじさんが昼ご飯を食べていました。
壁に貼られたメニューを見ると、肉料理ばかりが並んでいましたが、肉以外ではケランチム(鶏卵の蒸し鍋)がありました。7,000 ウォンでした。これにビール1本を追加して、合計 12,000 ウォンでした。
キムチなどが3種類ばかりついていました。キムチが新鮮でおいしかったです。こういうのを食べながらビールを飲むのがオーツの好みです。
安くて、お腹いっぱいになり、ビールも心地よかったです。
後で気がつくと、店の名前を書き留めることさえ忘れてしまいました。レシートもくれなかったし、……。もう2度と行くことはないでしょうね。でも、いい食堂でした。
昼食後は、オーツは地下鉄に乗って金浦空港に戻り、14:30 無事に大韓航空のカウンターでチェックインしました。
今回の旅行は、時間的にギリギリだったケースが多かったのですが、それはつまり時間を有効に使ったということでしょう。充実した旅でした。
しかしながら、一人で行動すると、ちょっと疲れた気分になります。それはそれでおもしろいですが。
金浦空港の大韓航空のラウンジでは、さらに缶ビールを飲みました。成田空港と違って、生ビールのサービスはありませんでした。
機内食(夕食?)を食べるときにも赤ワインを飲み、……羽田空港まではあっという間に着いてしまいました。あ、眠っていただけか。