http://saami.jp/
http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26001343/
で食事会ということになりました。十人以上の人が集まりました。
左阿彌は、いかにも京都らしいインテリアとエクステリアで客を迎えてくれます。
オーツたちは冷房の効いた座敷(1階の「末広」)に通されました。女性陣の数人は和服を着ての参加でした。オーツは半袖シャツでしたので、若干寒い感じでした。
18:00 から食事が始まりました。コース料理(京懐石)は、飲み物1品(オーツは燗酒にしました)がついて 15,000 円でした。
メニューは、以下の通りでした。
先 附 このわたとろろ汁 青のり粉
八 寸 鱧寿司 山桃 笹巻麩 鴨燻製
子持若布 蛸の子 トマト水 烏賊黄身焼
向 附 鯛 鮪 車海老 鱧 紅蓼 花付胡瓜 山葵
椀 鱧 松茸 順才 鶴菜 柚子 梅肉
凌 ぎ 梅素麺 海老 オクラ ゼリー寄せ
焼 肴 鮎塩焼 はじかみ 煮梅
炊 合 ひろうす 薄葛餅かけ 卸し生姜
酢の物 白身魚 鳥貝 白きくらげ 蛸
うど はす芋 辛子酢味噌
後 汁 カリフラワー 三度豆
御 飯 京漬物
水 物 赤メロン ピオーネ マンゴープリン
和服を着た仲居さんが一品ずつ運んでくれます。
オーツは、ちゃんとした料理だと思いましたが、同時に、これで 15,000 円もするのかなあとも感じました。京都は、観光地価格ということもあって、こういうのはちょっと高めなのでしょう。料理の代金には、仲居さんの和服代が含まれていると考えればいいのでしょう。
食事の途中で、女将さんが笛を披露しました。オーツは「へえ」という感じでした。
最後のデザートの直前に、2階に上がるようにうながされ、ベランダ
http://tabelog.com/kyoto/A2603/A260301/26001343/dtlphotolst/P1539548/
に出てみると、あたりはすっかり暗くなり、そして、木々の間から遠方の大文字が見えました。
左阿彌から見えるのは「左大文字」(京都市内の西側に当たります)で、点火時間は 20:15 ということでした。
また、その右側に「船形」
も見えました。(写真はわずかに手ぶれしてしまいました。)船の形をした送り火です。これも 20:15 点火です。
左大文字と船形の間には「鳥居形」も見えましたが、ちょっとぼんやりしていて、写真はうまく撮れませんでした。
みんなで見る大文字は、京都のいい想い出になりました。毎年8月16日の晩しか見られないのですね。
食事会が終わって、電話でタクシーを呼ぼうとしたら、電話がつながりにくく、難儀しました。大文字の日は電話が殺到するとともに、京都中のタクシーが出払ってしまうようです。翌日、タクシーの運転手さんに聞いたところ、市内には歩行者があふれ、大混雑だったとのことです。