http://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10001536/dtlphotolst/1/
でも見てください。
http://www.seseragi.co.jp/cuisine.php
に献立表がありますが、実際はこれとはちょっと違っていました。
テーブルの上に献立表があったので、それを以下に書き写しておきましょう。
皐月(5月)のお献立
食前酒
前 菜 黒米唐揚げうどん
こごみ
ひこよ豆スープ
筍の木の芽田楽
里芋雲丹焼き
肉料理 和牛フィレ肉・独活(うど)
人参・ブロッコリー
ズッキーニ
お造り 奥利根鱒・鯛・甘海老
煮 物 人参・高野豆腐
ホタテ・絹サヤ・蕪
椀 物 若菜豆腐・菜花
温の物 一口餃子と舞茸の豆乳グラタン
焼き物 岩魚の塩焼き
揚げ物 串湯葉・海老五色揚げ・青み
蒸し物 蟹飯の茶わん蒸し
酢の物 細切り若芽・胡瓜・ホタルイカ
ご飯のおかず 赤城鶏のぴり辛トマト煮
青み
ご 飯 ご飯・味噌汁・香の物
デザート メロン・アイスクリーム
料理は順次部屋に運ばれてきました。部屋出しもいいものですねえ。こんなにあると、出したり片付けたりが大変でしょうが。
最初は、重箱がドンと置いてあって、前菜が見えます。
しかし、実は重箱が3段重ねになっていて、上の段から外していくと、肉の入ったお重と、刺身が入ったお重が現れるというものでした。
おもしろい仕掛けでした。
どれもおいしかったですが、特に和牛フィレ肉がよかったですね。卓上コンロを使って固形燃料で焼くのですが、肉のうまみがとても心地よかったです。そんなに火力が強くないので、焼きすぎることもなさそうです。
オーツは、生ビール(中)と今宵一献(特別純米酒)300ml を飲んで、いい気分でした。
最後のご飯は、二重の蓋付きの変わった入れ物(釜?)に入ってきて、その場で卓上ガスコンロで炊くのですが、時間が7分半しかかからないという優れものです。蒸し時間として10分くらいとりますが、それでも炊きあがるまでが早いものです。
この旅館では、1部屋ずつ、料理を出すタイミングを計っているようです。途中まではちょっと早めだったのですが、お運びさんから聞かれたので、その旨を言うと、そこからは少しゆっくり出してくれるようになりました。こういうところも一手間を惜しまない姿勢がいいですね。
食事後には、夜食(ないし朝食前のつなぎ)用に、いなり寿司2個をもらいました。とても行き届いたサービスです。
朝、早く目が覚めるので、7:30 からの朝食前に、ちょっとおなかがすくのです。いなり寿司はそういうときにぴったりです。
朝は、再度温泉につかり、ちょっとしてから「混浴露天風呂 せせらぎ」に入りました。
こちらの露天風呂は 7:00-10:00 は女性専用になるそうなので、その前に入りました。女性は「混浴」だと入りにくいとのことで、こういう仕組みを設けているようです。
うるさいくらいの「せせらぎ」の音を聞きながら、川岸に作られた露天風呂につかるというのはぜいたくな話です。
昨夜降った雨が木の葉に付いていて、オーツが風呂に入っていたら頭に1滴落ちてきました。オーツは、頭を直撃されたので、驚きました。
朝食もおいしい和食でした。これまた部屋に持ってきてくれました。
鮎の塩焼きが特においしかったですねえ。頭から尻尾まで全部食べられました。
食後は4階のロビーに行って、コーヒーを飲みました。自動の機械ですが、ボタンを押すとコーヒー豆をひいてくれて、挽き立てのコーヒーが飲めます。香りがとてもいいです。
何はともあれ、ゆっくりくつろげて、食事がおいしい宿でした。
宿の人によると、GWの連休を外せば、部屋は比較的すいているそうです。
値段のほうは、一人1泊2食で 24,000 円(消費税別)でした。それに見合ったサービスだと思いました。
また泊まりに行きたいものです。