2013年03月07日

大学の授業が無料で受けられる

 朝日新聞の記事で驚きのニュースがありました。
http://digital.asahi.com/articles/OSK201303050182.html
http://digital.asahi.com/articles/OSK201303050177.html
米国で一流大学が授業を次々とオンラインで無料発信しているということです。
 MOOC (Massive Open Online Courses) という仕組みが広がりつつあります。
 宿題や試験などがあって修了証まで出るということですから、これは本格的です。
 受講者は何百万人レベルです。
 アメリカの大学は、なぜ、こんなことができるのでしょうか。やはり、大きな要素として財務基盤がしっかりしているということがあるように思います。資産運用などは、日本の大学などと比べものになりません。
 たとえば Yale 大学を見てみましょうか。
http://investments.yale.edu/images/documents/Yale_Endowment_12.pdf
などはすごい話です。2兆円規模の基金があって、それをあちこちに投資していて、その「あがり」を大学の運営にあてることができます。
 日本の大学でも、似たような話がないわけではありませんが、新聞に出るのは失敗談ばかりです。やれ駒澤大学が何百億円の損失を出したとか、……。
 アメリカの大学では、ある意味で、学生の授業料収入なんてどうでもいいのです。世界中から優秀な学生を集め、教育して送り出すことで、将来的にそのような学生が母校に寄付をすれば、十分もとが取れてしまうとも考えられます。
 「無料」というのは最強の仕組みです。そんな仕組みに日本の大学が対抗していけるでしょうか。
 普通の大学も大変ですが、通信制の大学なんてどうなんでしょう。毎年何十万円かの学費を払う価値があるでしょうか。
 オーツは、クリス・アンダーソン(2009.11)『フリー』日本放送出版協会 を思い出してしまいました。とうとう大学の授業が無料になる時代がやってきたようです。




ラベル:大学 授業 無料
posted by オーツ at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする