オーツは、自宅でタニタのデジタルクッキングスケール KD-400
http://www.tanita.co.jp/tanita/hp/productDetail.do?_productId=269
を使っています。デジタル式のはかりなので、液晶画面にグラム数がピタリと表示され、気持ちがいいです。以前使っていたアナログ式のはかりだと、ちょっと考えないとグラム数が読み取れません。
先日、このはかりの電池の残量がなくなってしまいました。液晶に「lo」という表示が出ます。電池を交換しなければなりません。
さっそく裏側の電池のところのカバーを開けようとしたのですが、これが開かないのです。
指先に満身の力をこめて、カバーをずらそうとしましたが、ダメです。ドライバーか何かでこじ開けようかと思いましたが、カバーが壊れて、はかりが使えなくなるのでは、ばからしいです。
そこで、はかりの裏面に書いてあったタニタのお客様相談室に電話しました。オーツが事情を話すと、クロネコヤマトか佐川急便でタニタのサービスセンターまで送料着払いで現物を送ってほしいとのことです。
さっそく梱包して送りました。
2日ほどで、はかりの修理ができて、宅配便で返ってきました。
早い!
電池は無料で新品に替えてくれたようです。
また順調にはかりが使えるようになりました。
たぶん、会社には、同じようなクレームがたくさん届いているのではないでしょうか。だから無料で交換してくれたのでしょう。
まあ、また使えるようになれば、消費者としては特に問題とも思いません。
はかりの裏には「made in China」とありました。こういう表示を見ると、何となく納得してしまいます。ホントは納得してはいけないのですが、中国製だと「安かろう、悪かろう」のイメージがあります。こういう偏見がなくなるまでは、数十年くらいかかりそうです。
神は細部に宿るものです。
中国で、細やかなところまで気を配って大量生産されるようになるでしょうか。たぶん、なるでしょう。しかし、そうなるまでには数十年くらいかかりそうに思います。単なる安上がりの「生産」から、「消費者のことを徹底的に考えた生産」までは、けっこう距離があるように思われます。日本では、当たり前のことですが、……。