Aさんは、オーツと同じメーリングリストにも加わっているので、メーリングリスト経由で連絡することもあるし、個人アドレス経由で連絡することもあります。
Aさんは、いろいろと忙しいらしくて、メールで問いあわせても、なかなか返事が返ってきません。過去の経験では、数日くらいで返事があればいいほうです。結局返事がない場合もあるのです。ちょっとコミュニケーションしにくい相手だと意識しています。
まあ、オーツの流儀では、そんなことではへこたれませんが……。
ある朝、Aさんからオーツに添付ファイルつきのメールが来て、ちょっと書類を見てほしいとのことでした。メールは2通来て、今から1〜2時間くらいで目を通してほしい(そしてコメントしてほしい、書き直すから)ということでした。2通来たところにも「あせり」を感じました。
オーツは、そのとき、次の用事があって、書類に目を通す時間がないので、放っておくことにしました。書類といっても、数十ページもある長いものだったので、仮に目を通そうにも、そんなに簡単に読めるものではありませんでした。
その後、1週間ばかりが経って、今度は、オーツからAさんを含む4人のパソコン用アドレスあてにメールしました。しかじかの書類をA4で1枚程度で送ってほしいということです。こういうのを4人に書いてもらうことについては、数ヶ月前にすでに予告してありました。(実は、4人が昨年10月にお世話になった件について、1月段階で4人の連名で関係者にお礼の言葉を伝えようという趣旨でした。オーツはその仲介役でした。)
書類の締切までは10日間ほどありましたが、万が一、オーツのメールを見ていないと書類の送付がないことも考えられます。そこで、このメールを見たらまずは「見た」という返事をくれるようにメールの末尾に書きました。
4日後に、返事がない2人に対して、ケータイのアドレスあてにメールしました。その1人からは返事があったのですが、Aさんからは返事がありませんでした。
パソコンあてとケータイあてにメールしても、返事がないので、2日後にケータイの電話番号に直接電話してみました。留守番モードになって、メッセージをセンターが預かる形になりました。オーツは「メールを読んで返事をください」と録音しました。
それから、それから、何日か経って、まだAさんから何も連絡がありません。
どうしたことでしょう。オーツはやきもきしていました。
書類を出さないということなら、それでもいいのです。まずは返事をするべきです。「書類を出さない」という返事があれば、こちらでそれなりに対応を考えることができます。しかし、それすらないのでは、こちらが困るだけです。
自分の用事の時は、さっさとメールを送ってきて、数時間以内の対応を要求するのに、こちらからのメールには返事もしないのです。
オーツの基準では、こういう人は自分勝手な人だということになります。1回でもこういうことがあったら、もう相手にしないほうがいいと思います。
さて、10日後の書類の締切時、Aさんの分はどうなったでしょうか。
提出はありませんでした。
とても残念な気分になりました。
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