アメリカの ABC News です。YouTube にアップロードされています。
http://www.youtube.com/watch?v=W--dC5kuQ8Q
本物の旅客機(ボーイング 727)を砂漠に墜落させて、そのようすを記録するというびっくりする実験です。アメリカならではの話のように思います。何しろ、本物の旅客機ですからねえ。パイロットはパラシュートで逃げ出すわけですが、それはそれで大変です。
旅客機自体にも、その周辺にも、相当な金がかかっているはずですから、なかなか簡単に何回も実験はできないでしょう。しかし、こういう実験の積み重ねが飛行機の安全性の向上に役立つのだと思います。
ダミー人形は、まさにこういう実験のために存在するのですね。
もっとも、墜落パターンはいろいろですから、この1例の墜落がいつも起こるように勘違いされても困ります。今回は、機首がもげてしまいましたが、これは機首が地面に引っかかったからこうなっただけで、墜落するときにパイロットがいれば、もう少し機首を上げるようにするのではないかと想像します。
当然のことながら、旅客機は燃料がほぼ尽きた状態で墜落したのでしょうね。火災が発生すると、何も記録が残らなくなりますから。
オーツが驚いた実験の話でした。