勤務先からクルマで自宅に向かう場合、環七通り経由と中野通り経由の二つのルートが考えられます。
環七通りは、最低でも片道2車線はあり、ところどころ3車線のところもある太い道路で、交通量が多いことで有名です。しかし、クルマの流れはスムーズで、交差点が立体交差(陸橋)になっているところも多く、流れはけっこう早いと思います。
中野通りは、まれに2車線のところもありますが、たいていのところが片道1車線で、路上駐車のクルマがあったりして、あまりスピードが出せません。「抜け道マップ」の類を見ると、環七通りが混雑しているときには中野通りを抜け道として使うように書いてあります。
渋滞していなければ、環七通りを走っていくほうが中野通り経由よりは早いことは経験的にわかっています。
さて、問題は、渋滞しているときです。環七通りがときおり渋滞します。カーナビを見ていると、VICS の情報がナビ画面に示され、道が渋滞していると、そこが赤くなります。実際、その道を通ると渋滞しており、クルマの動きはのろのろです。通過に時間がかかります。カーナビを使えば、渋滞しているかどうかがはっきりわかるというのはありがたいことです。
では、環七通りが渋滞しているとき、そのまま渋滞の中を行くべきでしょうか。それとも、中野通りを行くべきでしょうか。
オーツは、渋滞の中にはまってしまうことがきらいなので(そういうのが好きな人がいるとは思えませんが)、こういう場合、たいてい中野通りを通るようにしてきました。しかし、結果的に、かなり時間がかかってしまいます。
問題は、環七通りの渋滞時、環七通りを通るのと中野通りを通るのと、どちらが早いかということです。
こういうのを確認することはとても難しいことです。そもそも、渋滞が起こることがそんなに頻繁ではないですし、渋滞が起こっていても、日によって渋滞の程度が異なります。
知り合いのクルマと2台が並んで走っていて、一方は環七通り、他方は中野通りを走るということが可能であれば、比較できるかもしれませんが、そんなことはあり得ません。
環七通りが渋滞していても、全線が渋滞しているわけではなく、一部の区間が渋滞しているだけで、その他はスムーズに流れていることも多いものです。また、カーナビの表示を見ていると、さっきまで赤かったところがオレンジ(やや渋滞)に変わっているときもあります。そんなことで、トータルのかかった時間を考慮すると、どちらが早いか、わからないといえます。
それぞれ、何回も走ってみて、そのたびにかかった時間を記録し、何十回かの記録を基に判断してみなければ、何ともいえません。
現在は、データの収集中です。しかし、そんなにしょっちゅうあるわけでもない渋滞を経験しつつ、多くのデータを集めるのは、なかなか大変です。
結論のない話で恐縮でした。
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