オーツがとある駅で見かけたのですが、電車に乗って発車を待っていると、車イスの乗客が電車に近づいてきました。そばに補助の駅員がついています。
で、いざ、電車に乗るとき、ホームと電車の間に板を渡しました。四つ折りになっていて、びょうぶのような感じに折りたたんでありました。
電車のドアのレールの部分には、その板に対応する「穴」が空いていて、そこに渡り板の突起部分が入るようになっています。また、それ以外にもドアのレールに引っ掛けるようにするところもありました。
なるほど。
渡り板が乗ったら、かなり頑丈そうになりました。これなら車イスも渡れるでしょう。
単なる渡り板とはいえ、車イスという重量のあるもの(人間の体重数十キロ!)が乗るのですから、安全のことを考えると、しっかりしたものでないといけないわけです。それ専用の板があるとは知りませんでした。
それでも、車イスの乗る人が自力で乗車するのは困難で、補助者がいないと渡り板は通れません。ちょっとした段差ですが、こういうのが意外に大変なのです。