2009.8.1 http://o-tsu.seesaa.net/article/124728142.html
最近は、舌で触ると歯がグラグラしているのがわかるようになってきました。歯医者さんも、いつかは抜けると言って、積極的に固定するようなこともしませんでした。
先日、舌で触っていると、いよいよ歯が浮かび上がっているような感じになってきました。どれくらいグラグラしているのか、手でつまむように触ってみたら、あ、歯が抜けてしまいました。痛みはまったくありませんでした。寿命だったのでしょう。抜けてみると、歯はけっこう大きいもので、一部は茶色になっており、異臭もあります。虫歯治療の結果として金属がかぶせてあるのもわかります。身近にありながら、じっくり眺めることもありませんでした。
長年お世話になりました。半世紀以上使ってきたわけですから、ずいぶんと長持ちしたことになります。
一方、口の中は、たった1本とはいえ、歯が抜けたあとがいやに大きく感じられます。舌で触ると、大きな穴があいている感じがするとともに、その隣の歯が少し持ち上がってきているような気がします。何だか、ほほの肉を噛んでしまいそうです。
こんなことで、年齢とともに食事がだんだん不自由になっていくのでしょう。老いることの一端を感じました。
ラベル:奥歯