東京では、週に数回区役所からゴミ収集車が回ってきてゴミを回収していきます。
住民は、1枚45リットル入りのポリ袋でゴミを出すことになっています。
ゴミ集積場といっても、オーツの近所にあるのは、ある家の道路に面したコーナーを利用しているだけですので、そんなに広いものではありません。
先日、オーツがゴミを捨てにいったら、そこにベッドが置いてありました。ベッドですよ! 半分に畳まれた形をしていましたが、こんなのが普通のゴミとして捨てられるはずがないことは常識中の常識でしょう。ゴミ袋に入らないものは基本的に粗大ゴミなのです。当然、毎月1回の粗大ゴミ回収日を利用して(しかるべき手数料を区役所に払って)捨てるしかありません。
誰がこんなことをしたのでしょうか。
もちろん、ゴミ収集車はそんなベッドを持って行くはずがありません。
オーツがベッドを見たら、「ゴミとして収集できません。粗大ゴミの日に云々」と書いた紙が貼ってありました。
しかし、ベッドはもう何日も出しっぱなしになっていて、雨に濡れて、いよいよ醜態をさらしています。
そういえば、半年ほど前にもここにソファが捨てられていて、大いに迷惑しました。
ソファでもベッドでも、非常に大きいものですから、ゴミ集積場のかなりを占め、普通のゴミ袋が置きにくくなってしまうのです。
誰が置いたかわからないものなので、始末に困ります。
もしかして、遠くからわざわざ運んできた可能性もないわけではありません。いや、それよりは近所の誰かが置いたものだろうと思いますが、……。
近所に、若い人が住むアパートがあるので、そこの住人かもしれないと思っています。アパートではけっこう転居が多く、そのたびに引っ越し関連のゴミが出ます。しばしば家具などを引越先に持って行かずにゴミ置き場に置きっぱなしにするケースがあります。粗大ゴミならば、引っ越しよりもずっと前に手続きをしなければ回収してもらえませんが、そういう計画性がないのかもしれません。引っ越していく人は、後のことは知らないとばかり、何でも捨てたままにしてしまうようです。立つ鳥が跡を濁してしまうのです。
しかし、今回、ホントにアパートの住人がそういうことをしたという証拠はなく、大家(管理者)に抗議するわけにもいきません。
一人の不心得者のために、みんなが迷惑するという事態です。いい解決策はないものでしょうか。
そういえば、以前のソファは、結局いつの間にか、なくなってしまいました。清掃局が無料で持って行ったのでしょうか、それとも見かねた誰かが有料で処分したのでしょうか。
快適な住環境を守るというのはむずかしいものです。
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