2010.9.19 http://o-tsu.seesaa.net/article/163092660.html
の続きです。
さて、湯沢高原のロープウェイで山麓まで降りてくると、そこは雨がかなり激しく降る状態でした。当初の予定では、その後に清津峡に行くつもりでしたが、こういう天気では屋外は楽しめないと考えて、関口コオミュージアム
http://www.ans.ne.jp/kankou/kirie/pbkirie.html
http://machi-log.jp/spot/106037
http://4travel.jp/domestic/area/koushinetsu/niigata/echigoyuzawa/echigoyuzawa/museum/10016576/
に行くことにしました。
ここは、スポーリア湯沢というホテルの中の一角にあります。たくさんの切り絵が見られてよかったです。
湯沢町役場でもらったパンフに割引券が付いていたので、入場料が 300 円→270 円になりました。
切り絵は、和紙をカッターで切って作りますが、その作り方なども解説されていて、おもしろかったです。全部がひとつながりになるように切り抜くのだそうですが、その割には、人の顔を描いた絵で、目が他とつながっていない場合があったりしました。
子どもと犬を描いたものは、今の子どもたちではなく、数十年前の田舎(群馬県?)の子どもたちを思い出させるものになっていて、どれもほのぼのとしていて、郷愁を誘います。女性を描いたものは、ハッとするような美女になっています。
オーツが一番気に入ったのは、茜雲の下を子どもが走っているものです。茜雲の色がとても魅力的でした。
あ、こういう色のグラデーションがあるところなどは「切り絵」ではなく、別途、絵の具などで色をつけるとのことです。
オーツたちは一時間ほど見ていました。
帰りがけには、ホテルのフロントのところでお茶をもらい、ソファに腰掛けてゆっくりすることができました。
ホテルを出た後も、わざわざ従業員の方が手を振ってくれており、540 円では申し訳ない気がしました。
ホテルを出るころには雨が上がっていましたので、その後、毛渡沢橋梁を見に行きました。毛渡沢鉄橋ともいうようです。この地名(川の名前)の読み方がよくわかりません。
けとざわ あるいは けどざわ あるいは けとさわ あるいは けどさわと読むようです。
Yahoo! Japan で検索してみると、
けどざわ 47件
けとざわ 19件
けどさわ 15件
けとさわ 6件
という結果になり、「けどざわ」が一番多いので、これが正しい読み方なのかもしれません。日本語の連濁はむずかしいものです。どちらでもいい(漢字が正式名称)という言語感覚でしょうか。
ここは、観光地ではなく、案内図などもありません。事前に場所を探しておいて、カーナビを頼りに行ってみました。
毛渡沢川とJR上越線が交差するところに鉄橋がかかっています。上りの線路の土台がレンガ造りです。昭和6年に作られたとのことです。
鉄橋は、川の両岸から眺めることができます。橋桁がとても大きく、こちら側では、下から眺める形になるので、迫力があります。下りの線路は普通のコンクリートの土台です。
オーツが見たとき、土台のレンガのすきまに草が生えているのが見えました。こんなところで生長しているなんて、この草もずいぶん苦労しているだろうなあと思いました。