2010年06月20日

ワタミの「飲食金額の半額分をチケットにて還元」はウソ?

 昨日、ブログ記事
2010.6.19 http://o-tsu.seesaa.net/article/153725986.html
を書きながら、ふと疑問に思ったことがありました。
 ワタミは、「メニュー一新 チケットバック キャンペーン」をやっています。
 飲食代金 1,000 円ごとに 500 円を割り引くということです。一人1回2枚(1,000 円分)まで使えるとのことです。「飲食金額の半額分をチケットにて還元」がうたい文句です。
 さて、今、オーツの手元には10枚の 500 円券があります。
 もしも、5人で和民にいって、一人 4,000 円×5で飲食代が2万円になったとしましょう。すると、この10枚の 500 円券が全部使えます。差額の 15,000 円支払います。その場合、(キャンペーンが継続しているとすれば)7,500 円分のチケットがもらえることになります。5,000 円分のチケットを使って、7,500 円分のチケットがもらえるのです。チケットが増えます。これを繰り返すとどうなるか。チケットが余る(使い切れない)のです。
 最終的に、チケットが余る状態になるなら、チケットは確実に使い切れないわけで、「飲食代が半額になる」わけではあありません。
 5人で行って、一人 3,000 円の飲食をしたとすれば、(ずいぶんつつましやかな飲食ですが)3,000 円×5が代金で、5,000 円をチケットで割引してもらって、10,000 円の支払いです。この場合でもチケットを 5,000 円分くれますから、チケットは減らないのです。
 一人 2,000 円の飲食という、ほんの軽く一杯という飲食をしたとすれば、2,000 円×5が代金で、5,000 円をチケットで割引してもらって、5,000 円の支払いですから、チケットが 2,500 円分もらえて、やっと枚数が減ります。
 以上の試算のように、ワタミで一人 3,000 円以上の飲食を続けると、チケットが使い切れない事態が発生するわけです。
 飲食代がどれくらいかかるかは人によりますが、3,000 円というのはかなりつつましいほうでしょう。
 つまり、ワタミは、チケットが使い切れないことを見越してこういうしくみを導入したのです。
 したがって、オーツの結論は、「飲食金額の半額分をチケットにて還元」はウソだということになります。一見、飲食金額が半額になるかのように見せかけて、実はそうはならないのです。
 しかし、このウソは見破れないでしょう。そもそもウソといってはいけないのかもしれません。だって、2,000 円の飲食をすれば実際半額になるのですから。問題は、そういう飲食は実際上きわめてまれだということです。
 このしくみは、一人一回 1,000 円しか使えないということで、来客数を増やす意味では相当に強力です。考えついた人はエライと思います。
 一個人としては、1,000 円の割引は大きいと感じますからねえ。
ラベル:ワタミ チケット
posted by オーツ at 05:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする