韓国では、遠征出産がブームのようです。
http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report7_880.html
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=25821
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63414
アメリカなどに行って子供を産み、子供を二重国籍にすることを「遠征出産」というわけです。
そういう言葉が誕生するくらいだから、韓国では一般的な現象なのでしょう。
韓国には徴兵制がありますが、兵役に就くのはそんなに「嫌なこと」なのでしょうか。
遠征出産は相当なお金(数百万円相当)がかかりますから、一部の金持ちにしかできないと思います。何か、韓国の国内の不平等を象徴しているような出来事でした。
日本では、こういう現象がないようです。それだけ日本人が幸せということなんでしょうね、たぶん。
いや、裏ではあるのでしょうかね。
検索エンジンで「遠征出産」を入れて検索してみると、韓国人の例が多いですが、中国人もこういうことを行っているようです。
http://blog.goo.ne.jp/abe_yk/e/7c6cfbb35a454ef5f169f55fe9626d7c
この記事によると、中国の場合は、二重国籍ねらいというよりは、一人っ子政策の規制をかいくぐるためのようです。
ちょっと前には、臓器移植などで日本人がアメリカに行って治療を受ける例がありました。今でも、一部のアジアの国で行われていると聞いたことがあります。しかし、遠征治療などということばは作られなかったと思います。
いや、即断は禁物です。念のため、検索エンジンで「遠征治療」を入れると、数十件の記事がヒットします。国内での移動も含まれているようですが。
海外での臓器移植は、何だか臓器売買のような感じで嫌悪感があります。もっとも、患者側にしてみれば、生きるか死ぬかの選択にも相当するので、「嫌悪感」などは吹き飛んでしまいそうです。オーツも、たとえば自分の息子にそういう治療が必要になったとしたら、何とかお金を工面して外国に行かせようと動き回るかもしれません。自分自身のことだったら、どうせあと20年〜40年程度の命ですから、まあそんな治療をしなくてもいいですが……。
グローバル化時代ということで、いろいろなものが外国と比べられる世の中になってきたということです。