2009年11月06日

JAL に乗ったときの機内アナウンス

 先日、オーツは松江まで行ってきました。
2009.11.3 http://o-tsu.seesaa.net/article/131895267.html
 往復とも JAL を使ったのですが、機内のアナウンスで、普段と変わったところがありました。
 日経新聞11月4日の朝刊31面に以下のような記事がありました。一部引用します。
 「全社員一丸となって再建」
 「全社員が一丸となって再建に取り組んでおります」――。日本航空グループは国内線と国際線のほぼ全路線で10月下旬から乗客に経営再建への姿勢を伝える機内アナウンスを流している。【中略】「現在弊社は皆様にご心配をおかけしております」と切り出し、最後に「今後とも JAL、日本航空をよろしくお願いします」と乗務員一同が一礼するという。

 オーツが聞いたのは、確かにこんなアナウンスでした。11月上旬までの期間限定アナウンスだそうなので、実際に聞くことができた人は少ないでしょう。
 このアナウンスを聞いた感想を書いておきます。

(1)意味不明である
 アナウンスを聞いても、一体何のことをいっているのか、さっぱりわかりませんでした。経営再建などということばもありませんでした。「心配」って何のことでしょうか。もしかして、どこか機体の整備不良があったのか、事故でも起こしたのかなどと疑ってしまうような内容でした。ニュースを知っていれば、経営再建問題なのだと理解できますが、それにしても、せっかくアナウンスするなら、アナウンスだけを聞いて理解できるように、もう少し明示的に述べるべきところです。

(2)客室乗務員がアナウンスするべきことではない
 アナウンスが JAL の経営再建問題だとしたら、語りかけるべき主体は西松社長であるべきで、客室乗務員ではないと思います。機内では、安全のためのビデオなどを流すわけですから、その最後にでも、西松社長が登場して、簡単に説明するというようなことをすればいいのではないでしょうか。(まあ乗客にそんなことを説明してもあまり効果があるとは思いませんが。)
 経営の責任は、社長(をはじめとする経営陣)にあることは明らかで、客室乗務員は、経営者に雇われて、決められた仕事をするだけですから、客室乗務員からこういうアナウンスを聞いても「それはスジが違うのでは」と感じるだけです。

(3)航空会社の仕事は、安全確実に乗客を送り届けることである
 いうまでもなく、航空会社の行うべきことは、安全確実に乗客を送り届けることであり、こんなアナウンスをすることではありません。
 このアナウンスを聞いて、何か、乗客側に影響があるでしょうか。あるとしたら、その乗客はよほど「生の声」に突き動かされる傾向の人でしょう。
 「客室乗務員も経営再建に努力している」ということは望ましいことです。しかし、それを乗客にアナウンスすることではなく、乗客には知らせないままに(CA は笑顔を見せるだけで)裏でしっかり努力してほしいものです。
 オーツには、このアナウンスが余計なひとこととしか思えませんでした。
ラベル:JAL アナウンス
posted by オーツ at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする