2009年10月12日

台所のザルに感動!

 オーツは、台所のザルに感動して1日を過ごしました。
 ザルは水切り用の道具ですから、その通りに、何かから水分を切って落とす道具だと思っていました。しかし、半世紀生きてきて、はじめて気がついたことなのですが、ザルに水がたまることがあるのです!
 オーツが台所で使っているザルは、ごく普通のザルで、上から見ると 15cm 角の正方形をしています。深さが 4cm ほどの金属製です。細い針金が縦横に走って、網目状になっており、網の細かさは 2mm ほどです。このザルに水がたまるのです。初めに見たときは信じられませんでした。
 発端は、乾燥わかめを水で戻すことでした。ボウルに水を張って乾燥わかめを入れて戻します。数分でボウルにグチョグチョのわかめが誕生します。ここで水切りをするためにザルが登場します。水に戻したわかめを、普段は、ザルの全体にザッとあけるのですが、そのときはたまたま四角のコーナー部分に集中的にあけました。そして、水を良く切るために、ザルをあちこちに傾けました。わかめを入れたところを高くして、反対側のコーナーを低くしたときのことです。わかめからしみ出した水が低いほうのコーナーにすすーっと流れていきます。そして、コーナーまでいったら下に落ちる……、と思っていたのですが、そうではなく、そのコーナーに次第にたまっていくのです。たまった水の深さは 1cm くらいあるように感じましたが、それはちょっと誇張してとらえているかもしれません。とにかく、2mm のメッシュのザルのコーナーに水がたまるというのは新発見でした。そして、ある程度の量の水がたまると、一気に網を越えて下に落ちていきます。
 オーツは、思わず、ザルに見入ってしまいました。
 考えてみれば、この現象は、水の表面張力とかなんとかで説明はできそうです。網を洗ったあとによく見ると、2mm のメッシュの一つ一つに水が貼り付いていることがあります。それがちょっと極端な形で現れたのでしょう。
 しかし、オーツは素直に感動してしまいました。水が、落ちないように自分たちでスクラムを組んで必死に重力に抵抗しながらがんばっているように思えたのです。
 この現象のポイントは、水で戻したわかめのように、少しずつ水がしみ出してくるようなものをザルに入れたことです。もちろん、そっとしていなければなりません。少しずつ水が流れ出るので、コーナーにたまるのが見えるのです。
 ザルに水がたまる。本当に感動ものでした。

 とはいえ、一人で台所にたたずみ、じっとザルを眺めている姿は他人には見せられませんね。
ラベル:ザル 水切り
posted by オーツ at 06:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする