米オンデマンド・ブックス社が開発した“インスタント製本機”エスプレッソの話を読みました。
http://diamond.jp/series/beyond_valley/10063/
いやはや、驚きです。たった4,5分で1冊の本を印刷・製本して吐き出してくれるというのです。
こういう機械が実用化され、あちこちに置かれるようになると、本屋さんは成り立たなくなってしまいます。本を並べて売る必要はなくなります。背文字を見ながら本を捜したいという人もいるでしょうが、それよりも、コンピュータでデータベースを探したほうが効率的だし、最後に読むときぐらいは紙で読むほうがいい場合もあるでしょうが、そのとき、ちょっと待てば現物が入手できるとなれば、とてもありがたい話です。
オンデマンド・ブックスはグーグル社と提携しているとのことですから、ここでさらに一皮むけた新たな発想が出てくるかもしれません。何といっても、グーグル社は優秀な(斬新な発想をする)技術者を集めていて、日々、そのような新しいアイディアを出すような会社だからです。
本屋さんを一掃するだけでなく、出版社を一掃してしまう可能性もあります。図書館も一掃するかもしれません。
この先、どんな未来が待っているのか、非常に気になるニュースでした。