2009年09月10日

選挙時の一票の価値

 今の選挙で一票の価値が平等でないことは大問題です。日本の最大の恥部かもしれません。
 これについて、日経ビジネス ONLINE で記事が出ました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090803/201601/
 8月3日ということで、選挙前の記事です。今のような不平等状態に対して「合憲」と判断した裁判官(具体的には那須弘平氏と涌井紀夫氏)を罷免しようという運動を語っています。
 では、8月30日の最高裁の裁判官の国民審査の結果はどうなったのでしょうか。
http://senkyo.yahoo.co.jp/judge/
によれば、

那須弘平 信任:61,950,605票 罷免:4,988,562票
涌井紀夫 信任:61,763,059票 罷免:5,176,090票
田原睦夫 信任:62,575,038票 罷免:4,364,116票
近藤崇晴 信任:62,835,628票 罷免:4,103,537票
宮川光治 信任:62,925,016票 罷免:4,014,158票
桜井龍子 信任:62,282,623票 罷免:4,656,462票
竹内行夫 信任:62,443,553票 罷免:4,495,571票
竹崎博允 信任:62,754,264票 罷免:4,184,902票
金築誠志 信任:62,627,434票 罷免:4,311,693票

ということで、罷免率(%)を計算すると、次のようになります。

那須弘平 7.45238
涌井紀夫 7.73253
田原睦夫 6.51953
近藤崇晴 6.13025
宮川光治 5.99672
桜井龍子 6.95627
竹内行夫 6.71591
竹崎博允 6.25180
金築誠志 6.44121

 那須・涌井両氏の罷免率がやや高いことから、この運動も少しだけ影響があったように思います。しかし、他の裁判官との罷免率の差は微々たるもので、運動としては不十分な段階にとどまったということでしょう。
 オーツも、選挙に行く前にこの運動に気がついていれば、この2名に「×」を書いてもよかったのですが、気がつくのが遅くなってしまいました。新聞に全面広告が出ていたという話ですが、8月は何かと忙しくて、読み飛ばしてしまいました。
 オーツは、個人的には、合憲判決に納得できません。合憲判決を出した裁判官を罷免しようとする運動に賛成です。次回は事前に意識して情報収集を心がけるつもりです。
 「升永ブログ「一人一票」を実現しよう!」もどうぞ。
http://blg.hmasunaga.com/main/2009/09/post-11.html
ラベル:選挙 一票の価値
posted by オーツ at 04:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース時評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする