自宅で米を炊いて食べることがほとんどないので、焼き海苔を積極的に食べる機会も少なく、結果的に忘れたような状態になっていました。
しかし、台所には、缶入りの焼き海苔(ただし開封済み)があります。そこで、ちょっと食べてみることにしました。
缶は円柱形で、1枚分を8つ切りにした海苔がプラスチックの小袋に入っています。もともとは1缶の中に小袋が12袋入っていたはずですが、缶の中には2袋だけ残っていました。除湿剤も入っていました。缶にはプラスチックのフタがついていました。
これならしけないだろうと考えて、小袋を開封してみると、……見事にしけていました。
元々はバラバラだったはずの海苔が8枚ともくっついてしまっていました。もちろん若干べたつきます。
しかたがないので、8枚がくっついたものをそのまま口に入れてみました。味はもちろん海苔の味で、問題はなかったのですが、いかんせんこれは「海苔」らしくありません。
缶の底を見てみると、賞味期限2008年8月と書いてありました。
なるほど、開封してからしばらく(1年以上?)経つと、除湿剤入りであっても、小袋に入っていても、焼き海苔はしけるのですね。こんなふうになろうとは思ってもみませんでした。
まあ、焼き海苔はそんなに長く放っておかないで、開封したらさっさと食べることです。
もう一袋の海苔の小袋はどうしたか。もちろん食べました。食べられるものを捨てるのはもったいないですから。
パリパリしていない焼き海苔は、わかめみたいな食感で、いかにも海草だなあと実感しました。
こうしてオーツは元気に(安上がりに)暮らしています。
その後、台所を見てみると、開封していない焼き海苔の缶が三つもあることに気がつきました。みんなもらい物です。これらの焼き海苔の運命がわかるような気がしました。
ラベル:焼き海苔