2009年07月19日

インディ・ジョーンズのシリーズ

 オーツが見た映画の中で、初めて見たときとその後で評価が変わるものがいろいろありますが、これもその典型例です。
レイダース 失われたアーク(1981)
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説(1984)
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦(1989)
の3作です。
 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008)については、公開されてからまだ時間が経っていないので、別に考えます。
 3作とも、次々と襲ってくる危機を主人公(たち)が順次乗り越えていくというストーリーですが、公開当時は興奮したものでした。第1作はSFXが良くできていたこともあって、第2作以降を映画館で見ることが本当に楽しみでした。
 しかし、今見てみると3作とも陳腐な感じがします。はっきりいってストーリーが悪いのです。突っ込みどころ満載です。「ありえない」運びの連続です。映画はこういうことでもいいのかもしれませんが、それにしても気になります。
 たとえば(あくまで一例ですが)、「レイダース」では、敵の潜水艦の甲板に乗って、何百キロも移動する話があります。第2次大戦のころの潜水艦は、現代の潜水艦と違って、普通は洋上を航行するものであって、緊急時に潜水することもできるという性格のものでした。したがって、艦橋その他に見張りなどの人がいるもので、そういう人に見つからずに潜水艦に乗ってずっと移動するなどということはありえないように思います。
 また、たとえば(あくまで一例ですが)、「魔宮の伝説」では、飛行中の飛行機からゴムボートを広げながら飛び降りるシーンがあります。飛行機の速度が出ているので、逆にいえば強風が吹いているようなものです。ボートを広げようにも広げられないでしょう。そういうボートに人間が3人も飛び乗ったとしても、いわば比重の小さいもの(ボート)の上に比重が大きいもの(人間)が乗るのですから、きわめて不安定な状態です。それが安定的に降下していくはずはなく、比重の大きいものが下になるのが当然です。つまり乗っている人間はボートから落ちるのです。
 さらに、たとえば(あくまで一例ですが)、「最後の聖戦」では、戦車の横についている壊れた大砲に、インディがカバンのひも一つでぶら下がっているシーンがありますが、なかなかカバンのひもが切れません。大砲の先頭が破壊されて広がっているので、カバンの取り外しが大変です。しかし、そこから戦車の上に乗るときは簡単に乗っています。
 冒険ものはこういう表現をするものなのでしょうか。
 それとも、もしかすると、このシリーズが初めから不出来だったのをオーツが公開当時見抜けなかったのでしょうか。
 20〜30年経つと映画の評価も変わるものだと不思議な感じがしました。
posted by オーツ at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする