2009年04月07日

ひまわり(1970)

 オーツが見た映画です。
 あるイタリアの夫婦がいますが、夫がロシア戦線に出征し、なかなか帰ってきません。妻がロシアまで探しに行くと、夫は別の女と結婚していたことが判明します。そのことがわかったときの妻の表情が何ともいえません。
 ストーリー全体は「シェルブールの雨傘」
2007.6.18 http://o-tsu.seesaa.net/article/52563965.html
を連想させます。
 全体を通してソフィア・ローレンの演技がすばらしいと思います。出征前の二人が若々しいころ、夫が帰還しないので係員に詰め寄るとき、夫を捜しに行くとき、夫から逃げ帰ってイタリアで生活しているときと、映画の中で時間が経つのは早いのですが、それぞれのときを見事に演じています。撮影時35歳ですが、若いシーンもそれなりに見えます。また、やや老け顔(やつれ顔)の妻の怒りのシーンなども迫力があります。
 ストーリーは、単純な時間順でないので、映画としてさらに味わいがあります。
 ロシア娘を演じたリュドミラ・サベリエワもきれいで、こんな美人に命を救われたら、男としてはふらふらとくっついてしまいそうだと思えます(笑)。
 ヘンリー・マンシーニの音楽もすてきです。
 派手な映画ではありませんが、しんみりと心にしみてきます。こんなに悲しい恋愛映画はめったに見られません。涙なしには見られない映画です。名作といっていいでしょう。
 中高年の特に女性にオススメの映画です。


posted by オーツ at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする