オーツの自宅にチラシが投げ込まれました。「タウンマーケット」といいます。
「週刊TV情報誌と地域の広告・チラシを毎週金曜日にあなたのポストへ無料お届け」というのがうたい文句です。「ご自宅で新聞を講読していない方にオススメ!」とあり、どんな人をターゲットにしているかがわかります。「ずっと無料のお得なサービス」とも書いてあり、入会金・年会費・退会費用など、すべてかからないというのです。毎週、ヤマト運輸のメール便で届くのだそうです。
なるほど。
今は、若い人の新聞の購読率が下がっているわけですが、それを補うメディアとして登場したわけですね。
これで、新聞の講読率はますます下がるのではないでしょうか。
しかし、ということは、新聞を購読している人だって、新聞にいろいろな情報を求めているわけではなく、せいぜいテレビ欄とチラシがあればいいと思っているのかもしれません。それをすっかり無料で引き受けるメディアが登場したということで、いよいよ新聞が追い詰められていくことになりそうです。
発想を変えれば、この「タウンマーケット」を思いついた人はすごいです。先を読むことのできる人です。ビジネスモデルがおもしろいと思います。
くわしくは
http://tmkt.tv/
を見てみてください。
リクルート社にはこういう発想をする人材がいるのですね。
オーツの予想では、このサービスはヒットすると思います。
ちなみに、
http://townmarket.jp/MP/touroku/
に掲載されているアンケート調査の結果によれば、みごとに若い人(30代中心)に支持されており、50代以降はまったく無視されています。高年層は、新聞を購読するのが当然と思っていますから、今回の「タウンマーケット」の入り込むすきまがないのでしょう。
オーツは、申し込むべきかどうか、迷いました。
これを機会に新聞の購読をやめようかとも思ったくらいです。まあ、新聞の代金は大したことがないので、もっと継続することになりそうですが……こういう判断をすること自体、50代以降の特性でしょうね。
新聞講読やテレビ・インターネット利用に関して、日本では大きな年齢差があるわけですが、これが世代間対立に発展しないことを願っています。
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