2009年03月09日

鳥取大学(1)山陰本線の列車

 オーツは、ちょっと用事があって、先週、鳥取大学に行ってきました。2泊3日で行動しました。
 鳥取大学は鳥取空港から徒歩20分という近い場所にあります。タクシーに乗ると、運転手さんにいやな顔をされる距離です。
 宿は、鳥取大学付近にはまったくなく、鳥取駅前に集中しています。そこで、何回か山陰本線の列車に乗って鳥取駅と鳥取大学前駅の間を(2駅間で8分だけですが)往復しました。
 いやはや、懐かしい気がしました。自動券売機で 180 円の切符を買って乗るわけですが、駅員さんが自ら切符にスタンプを押したり、それを回収したりするのです。そういえば、オーツの日常生活では、改札係の人もほとんど意識しなくなっていました。
 オーツの場合、もう何年も PASMO や SUICA の利用者で(オートチャージになっています)、自動改札を通っていますから、切符を買う経験自体が珍しいものになっていたんです。切符を買った場合でも、東京近辺ではかなり前から自動改札機が導入されていましたから、改札係に切符を渡す経験となると、ずっと前の経験だったということになります。
 ローカル線に乗れば、今でも切符を買ったり、係の人の改札を受けて列車に乗ることになるわけですが、オーツは、最近クルマで移動することが多くなって、ローカル線に乗る機会もめったにありません。
 朝 8:07 鳥取駅発の山陰本線の列車に乗ってみると、まだ電化されておらず、ディーゼル車でした。1駅隣の湖山までは複線なのですが、そこから鳥取大学前駅までは(その先もずっと)単線でした。反対方向の列車とのすれ違いのために湖山駅で5分ほど待っていたので、このことに気が付きました。なるほど、山陰本線は特急の走る「本線」ですが、実態はローカル線だったのですね。Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/山陰本線
には「鉄道ファンであった作家・宮脇俊三は「偉大なるローカル線」と山陰線を評した。この卓抜な表現は山陰線の実情をよく表したものとして、大方の鉄道ファンから賛同を得ている。」という記述があります。なるほど、「偉大なるローカル線」ですか。納得します。
 ディーゼル車の車内は高校生たちでかなり混んでいました。ぎゅう詰めのラッシュアワーでした。
 鳥取大学前駅で下車するときは、高校生がたくさん降りて、ホームから改札口まで行列ができました。駅員さんの切符の回収も忙しそうでした。鳥取大学前駅の近くに高校があるので、高校生の利用者が多いのです。調べてみると、鳥取大学前駅のそばにある高校は、鳥取商業高等学校と鳥取湖陵高等学校の二つです。地方では、高校生や老人が交通弱者で、クルマを使えない場合に困るという話を聞いていましたが、その一端を感じました。ちなみに、鳥取発 8:07 の列車を乗り過ごすと、次は 8:52 になりますから、大幅な遅刻になってしまいます。
 2日目は、同じ列車だったのに、高校生の数が少なくて、車内はずいぶん違った感じになりました。オーツは座って乗ることができました。同じ平日の同じ時間に乗って、2日間でなぜこんなにも違うのかはわかりませんでした。高校が臨時休校にしたとか、何か理由があるに違いありません。

 人から聞いた話ですが、この辺では、列車に乗り遅れそうになったときは、切符を買わずに、列車に飛び乗ってしまっていいそうです。到着駅の改札口を出るところで清算することになります。首都圏のように、自動改札機が普及していると、(それに発車間隔が短いこともあるのでしょうが)こんな発想はなかなかできません。
 実際、鳥取大学で多人数が集まるような何かの会合があったときなど、鳥取駅まで行く人が券売機の前に多数並ぶことがあるそうで、そんなときはこうしているようです。臨機応変の処置ですが、乗客の利便性を考えるとありがたい話です。

posted by オーツ at 07:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする