2008年12月29日

NHK交響楽団の第九コンサート

 去年も行きましたが、
2007.12.26 http://o-tsu.seesaa.net/article/74697509.html
今年も年末には夫婦揃ってN響の第九を聞くことになりました。12月27日(土)15:00 からの回でした。
 開場は1時間も前でした。オーツは 14:30 に会場に着いたのですが、もう人がたくさんいて、入場時には列ができていました。会場はほぼ満員でした。何回かコンサートがあるわけですから、オーケストラにとっても稼ぎ時なのでしょう。考えてみれば変な習慣です。
 今回の席は、NHKホールの1階の右側のほうのS席で、C10列の30番でした。
 さて、演奏が始まると、おや不思議。第1バイオリンの音が線が細くて変です。何だか、左側からホールの奥の方に音が抜けていく感じがします。オーツの席が前から10列目ということで、残響がやや不足気味だったことと、右寄りだったので、第1バイオリンからちょっと遠かったことが影響していると思います。ホールの中では、客席の位置によって相当響きが異なるのですね。以前、N響の定期会員だったころは、NHKホールの2階席の中央部分をもっぱら利用していましたが、そのあたりはかなりふんわりとした残響があって、バイオリンの音がよく響いたのです。それに比べると、今回は、乾いた音のようで迫力不足でした。
 なお、チェロやコントラバスは(ステージに向かって右側のほうに配置されますが)よく響いていました。ビオラは向かって右側の最前列でしたが、こちらも問題なしです。それだけに、バイオリンの音の貧弱さに驚いた次第です。第2バイオリンは、第1バイオリンの後ろ側に配置されていましたが、こちらもやや貧弱に聞こえました。
 指揮者は、レナード・スラットキン氏でしたが、第2楽章の演奏が全体にわたってやや早い感じがしました。また、第4楽章でもプレストのところはややアップテンポにしていました。このほうが豪華絢爛に聞こえるような感じですが、もう少しゆったり目でもいいのではないでしょうか。
 第3楽章の前に数人の楽団員が追加になり、ソリストが入場しました。
 第3楽章から第4楽章へは、連続して演奏されました。ベートーベンは、楽譜として特に連続して演奏するように指示しているわけではないと思いますが、このあたりは指揮者の解釈でしょう。
 さて、第4楽章ですが、例によって、圧倒的な迫力でした。今回は、テノールがウォルター・プランテ氏で、他の3人は日本人でした。テノールのプランテ氏は、豊かな声量でした。体格も他の3人よりずっと大きかったです。歌うときに、顔が紅潮するのがよくわかります。ソロで歌うときにはやや手を動かして歌うスタイルでした。ただ、4人が揃って歌うときは、ややテノールが目立ちすぎてアンバランスだったかもしれません。
 合唱は、昨年と同様、国立音楽大学の合唱団で、とても良かったです。きちんと揃っているので、ドイツ語が聞き取れます。
 第九を堪能した1時間半でした。いや、1時間20分くらいでしたか。
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posted by オーツ at 05:43| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする