2008年12月20日

カヤグム・コンサート

 オーツが行ったコンサートです。12月19日に城西国際大学・紀尾井町キャンパスのホールで行われました。
http://www.josai.jp/event/2008/20081219.html
http://www.josai.jp/event/2008/file/20081219_leaf.pdf
カヤグムは「伽〓琴」(〓は、人偏が付いた「耶」)と書きます。5世紀ごろの朝鮮半島にあった国カヤで作られ演奏されてきた琴です。
 コンサートといっても、カヤグムの演奏だけではありません。
 初めに30分ほどレクチャーがあり、カヤグムの構造、演奏法などの解説がありました。チマ・チョゴリの服装についても説明がありました。興味深い話でした。
 それからコンサートになりました。初めがカヤグムの独奏で、成錦鳶流カヤグム散調が約25分あり、それから、カヤグム併唱で5人の女性がカヤグムを弾きながら歌を歌いました。4曲とも韓国の民謡で、アリラン、トラジ、ヤンサンド(陽山道)、ケゴリタリョンでした。アリランが一番おもしろかったです。いわゆる変奏曲になっており、耳慣れているメロディーがさまざまに変形されながら、場合によってスピードも変えながら、演奏されていくのです。4曲で25分くらいかかりました。
 どの曲も、カヤグムのちょっと愁いを帯びた音がとても心地よく、堪能しました。
 ホールには150人ほどの観客がいました。皆さん、大いに感激・満足したようでした。
 コンサート後、観客はステージに上がることができ、カヤグムを間近で見たり、触ったりできました。オーツもちょっとつま弾いてみました。けっこう大きな音が出るものです。弦の振動が指に伝わり、「弾いている」実感がありました。
 演奏者の方々が、その場でいろいろ説明してくださり、観客のほうも自由に質問できるようになっていました。こういう経験はめったにできるものでもないので、ありがたいものでした。
 たとえば、弦が絹でできており、しばしば切れてしまうとのこと。切れた場合もすぐ補修できるように、余分な弦がカヤグムの端に巻いてあることなどは、そう思って見てみなければ気が付かないことでしょう。
 その後、軽食つきの懇親会がありました。韓国式の食べ物が並んでいました。演奏者の皆さんも参加してくださり、いろいろお話しできたこともありがたい経験でした。演奏者の中には、在日2世の人もいましたが、日本人もいました。韓国から日本に留学して、そのまま日本に残っている人もいました。
 演奏者の皆さんは、カヤグムの演奏で食べているわけではないようで、その意味では「プロ」ではないのですが、多くの人に感動を与えることができる立派な腕前をお持ちです。
 日本でも「韓流」ブームなどといわれてきましたが、最近は韓国の文化を身近に感じる人が多くなっているような印象を持ちました。会場には在日の人なども来ていましたが(懇親会で挨拶したのでわかりました)、こういう日韓交流の機会があることはとてもいいことです。
 ちなみに、参加費は無料でした。城西国際大学はエライです。 
posted by オーツ at 06:43| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする