2008年09月12日

007/ユア・アイズ・オンリー(1981)

 オーツが見た映画です。
 実は、オーツは007の映画が大好きです。
 この映画も、いかにも007流の描かれ方がされています。ボンドガールといわれる美女が登場し、アクションも豊富で、手に汗を握るシーンの連続です。しかし、ストーリーがややわかりにくく、ご都合主義のところもたくさんあります。でも、それらが許してあげたくなるように、おもしろい映画に仕上がっています。
 007の映画では、冒頭で「つかみ」のショートストーリーがあります。今回は、ボンドがヘリコプターに乗ると、操縦士が殺され、ヘリコプターがリモコンで外部から操られるようになってしまいます。さて、ボンドはどうやってこの危機を乗り切るか、といったところです。
 しかし、このつかみの部分、突っ込みどころ満載です。ヘリコプターを外部からリモコンで操作するという設定ですが、ヘリコプターの操縦は3次元的な移動ですから、微妙な操作がいろいろ必要なはずで、あんなに簡単にリモコン(しかも単純そう)で操作できるとは思えません。それに、リモコンの操作者のブロフェルドは、いつまでもボンドを乗せたヘリコプターで遊んでいないで、コントロールを奪ったらさっさとヘリコプターを墜落させるべきでした。ストーリーの途中で、ヘリコプターがあるビルの屋上にやってきますが、そのときは、ボンドがヘリコプターから屋上に飛び降りられるくらいに低空で低速でした。これは絶対ヘリコプターから飛び降りるのが正解のはずです。その後、ボンドはヘリコプターのコントロールを奪い返し、ブロフェルドの乗った車イスをヘリコプターの片側の足で突き刺して、空中に持ち上げてしまうのですが、これも変です。ヘリコプターの一本足を車イス(+人間)の重心の下から突き刺すのでは、車イスを持ち上げることはできません。車イスはヘリコプターの足を中心にしてくるりと回転してしまい、その段階でブロフェルドは車イスからビルの屋上へと落ちてしまうはずです。
 それに続くシーンで、漁船に化けたスパイ船が出てきます。映画の画面で見る限りでは、この司令室がきわめて広く、どう考えても小さな漁船の中にこれだけのスペースは取れないように思われます。

 ま、こんなことにケチを付けないで、純粋にアクションと美女を楽しむべき映画でしょう。


posted by オーツ at 04:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする