2008年08月04日

改竄(かいざん)と鼠(ネズミ)

 改竄(かいざん)という言葉があります。明鏡国語辞典では「(悪用する目的で)文面を故意に書き換えること。◇「竄」は文字を変える意。」と説明されています。
 この2文字目はネズミ(鼠)という文字とそっくりです。常用漢字外なので、「改ざん」という表記もよく見かけます。
 このような漢字を見かけるたびに「あれどっちが正しいのかな」などと思ってしまいます。
 カナ漢字変換で入力するようになっている現在では、読みを正しく入れれば漢字の間違いは気にする必要がなくなっていますが、手書きのときは、いちいち辞書を引いて書く漢字です。もっとも、そのときはきちんと書けても、またすぐに忘れて「どっちだったかな?」となるわけですが。
 漢字が覚えられないからネズミというカタカナ表記が一般化したという面もあるでしょうね。
 「窮鼠猫を噛む」のときは、「きゅうそ」と書いても意味不明になってしまいますから、何としても漢字で書かなければならないわけですが。
 ともあれ、気が付かないところでカナ漢字変換の恩恵を受けている(書く時間が短縮されている)というわけです。
ラベル:改竄
posted by オーツ at 03:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする