表示する時刻がだんだん遅くなってきて、そのうち止まってしまったのです。
今までは、乾電池を交換すると、また生き返って元気に働き出したのですが、今回は、電池の残量が十分ありました。
ということで、壊れた掛け時計は捨てることにしました。
時計の裏側の電池を入れるところには、紙が貼ってあり、電池の交換日を記入するようになっています。最初の設置日は、昭和53年4月8日でした。実は、この日はオーツ夫婦がまさに結婚式を挙げたその日なのです。この時計は30年の真珠婚式を待たずに、寿命を終えてしまったのでした。まあ、30年もがんばってくれたら、もういうことなしです。
こういう時計に思い入れがあるか。オーツは妻にも聞いてみました。その結果、捨ててもいいということでした。
オーツは、機械や道具は使えなくなったら廃棄してかまわない(ただし、修理代が新規購入費よりも安い場合はその限りでない)と考えています。だから、結婚式当日に設置したものでも、特に思い入れはありません。今や、掛け時計も 100 円ショップで売っている時代ですから、多額の修理代を出して直すのもばかばかしいように思います。
掛け時計のあったところには、別の場所にあった掛け時計を持ってきて、使っています。オーツの家では時計が余っているということですね。
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