2007年11月12日

保木邦仁・渡辺明(2007.8)『ボナンザ VS 勝負脳』(角川oneテーマ21)角川書店

 オーツが読んだ本です。
 ボナンザというのは、保木邦仁氏が開発した将棋ソフトで現在最強といわれています。
 渡辺明氏は、プロ棋士の中でも若くて強いことで有名で、将棋のタイトル・竜王の保持者です。
 渡辺竜王はボナンザと対局し、そのようすは「将棋世界」誌にも掲載されていますが、本書では、将棋ソフトについてそれぞれの立場から述べており、たいへん興味深いです。
 ただし、読後感としては、オーツは保木氏の書いた部分に共鳴する部分が多く、渡辺氏の執筆部分にはあまり魅力を感じませんでした。プロ棋士は、いくら強くても、なぜ強いのか説明できないのだろうと思います。
 プロ棋士と互角に(というと言い過ぎですが)戦えるボナンザですが、これは WWW から無料でダウンロードでき、パソコン上で実行できます。
http://www.geocities.jp/bonanza_shogi/
 さっそくオーツはボナンザと対戦してみましたが、いやはや、強いです。全体の構想もしっかりしているし、こちらのミスは適確に突いてくるし、普通に指して、勝てる気がしません。(オーツが単に弱いだけでしょうが。)
 今までの将棋ソフトとは明らかに違います。(実は、オーツは過去に何本か将棋ソフトを購入したことがあります。)
 ボナンザのプログラム上の考え方なども本書で説明されており、こんなことで強い将棋ソフトができるとは思いませんでした。
 オーツは、退職後の老後の楽しみに、自分で将棋ソフトを作ろうかなどと思っていましたが、その楽しみは奪われてしまったような気がしています。保木氏の努力に頭が下がります。
ラベル:将棋 ボナンザ
posted by オーツ at 07:11| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする