オーツの勤務先では、非常食が年1回配給されます。
まあ、万が一の災害に備えておくようにということなんでしょう。
意義はわかりますが、ということは、年1回は古くなった非常食を食べる必要があります。
先日、意を決して、食べてみることにしました。
缶詰になった乾パンと、同じく缶詰になったウインナソーセージと、ペットボトル入りの水でした。
乾パンの缶の中には、何個か、氷砂糖が入っていました。なめていれば糖分が取れそうです。乾パンはかなりむせっぽくておいしくも何ともありませんが、一応食べられました。
缶詰のウインナは、缶切りがなくても開けられるというふれこみでした。1缶食べようとすると、けっこうな量がありました。もしかして2人分でしょうか。しかし、非常食の缶詰で2人分というのも変な話ですから(それなら1人分を缶詰にするほうが自然でしょう)、やはりこれが1人分なんでしょう。これまたおいしくありませんでした。
ペットボトルの水は、何ごともなく飲めました。(当たり前ですね。)
年1回はこういう食事をして、非常時の心構えを新たにするようにという勤務先の暖かい配慮なんでしょう。
ありがたいような、ありがたくないような、複雑な気分でした。