オーツが読んだ本です。
タイトルに引かれて買ってしまいました。
高校生たちは、ケータイでメールを交換するのが普通なのですが、今や、授業中でもこういうメール私語が行われているとのことです。昔は、私語は悪いもの、してはいけないものということで、するとしてもこそこそとやっていたわけですが、ケータイで余計な音を出さずにメールのやりとりをしている以上、むしろ正々堂々とやってるようです。
著者の松下氏は、メール私語をめぐって、さまざまな調査・統計資料などを活用しつつ、今の高校生の考え方に鋭く迫っています。これも、ケータイ文化のあり方の一側面ですね。
おすすめできる本だと思います。
そういえば、大学の教室でも、ときおりメール私語を見かけることがあります。