2007年08月31日

「東京+都」と「東+京都」

 オーツが新聞を読んでいると、こんな記事にぶつかりました。(日経新聞8月31日朝刊1面)

 ネットサービス大手のヤ
フーに二年前に中途入社し
た堀博晴(59)の前職は東
京都主税局の徴収指導室長
だ。

 これを読んだとき、どういうわけか「東京」ではなく「京都」の話だと誤読してしまいました。
 記事の先を読んでいくと、「都税の徴収率もしだいに上がった。」などという言い方が出てきて、「おや」と思い、記事を読み返して、自分が誤読していたことを確認しました。
 「東京都」は「東京+都」と「東+京都」の二つの可能性があるのですが、それがちょうど記事の改行部分と重なり、誤読しやすくなっていたんですね。
 そういえば、昔、葛飾区の東金町(ひがし+かなまち)保育園に子供を預けていたころ、バザーを行って、保育園の名前を漢字で看板に書いておいたところ、会場に来た人から「千葉県の とうがねちょう からわざわざバザーに来たのですか」などと声をかけられたことを思い出しました。
 バザーは常磐線の金町(かなまち)駅の近くで開催していたので、すべての人が「金町」を身近に感じていたはずで、だからこそ保育園名は「ひがしかなまち」と読んでほしかったですね。
 何を一番に連想するかという問題ですが、一度解釈が成立してしまうと、他の解釈の可能性もあるということまで気が回らなくなるようです。
 千葉県の東金町から交通の便が悪い遠隔地にバザーに来ることはないはずですが、思いこみというのはおもしろいものです。
 なお、東金町は昭和29年に東金市になっています。
http://johokan.net/Town/Togane.html
 また、検索エンジンで「東金町 とうがね かなまち」で検索すると、オーツの経験した誤読と同じ話が検索できます。
ラベル:東京 京都 誤読
posted by オーツ at 06:10| Comment(0) | TrackBack(0) | ことば | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする